幼い頃は好奇心旺盛で学ぶことが大好き!
誕生した時には、すべての赤ちゃんが素晴らしい可能性をもった存在なのです。
将来、総理大臣になるかもしれませんし、オリンピックで金メダルを取るような素晴らしい人になるかもしれません。
どのお子さんも意欲的で、心のたくましい、優しく知的な子になろうとする向上の欲求と可能性を秘めているのです。
もともと、子どもは学ぶことが大好きなのです。
何をしても初めての経験で「できた!」という感動の連続なんです。
そして「できた!」「もっとできるようになりたい!」と向上心をもってドンドン学んでいくのです。
子どもが生まれながらもっている向上心と相乗効果があり成長していく要素に大きな影響を与えるものがもう一つあります。
もう1つは、出来たことに対して親や周りの人が喜んであげたり、褒めてあげたりすることなんです。
それが子どもにとっては凄く嬉しくて、また頑張る気になるんです。
例えば、はじめて「ママ」とクレヨンで書けた時、「できた!」ってことに対する喜びも大きいですが、それを見たお母さんが喜んだり、褒めてくれたりするのが子どもにとっては凄くうれしいことで、次は「パパ」と書いてみたいと思いチャレンジしていきます。
こういった相乗効果で様々なことを学んで成長していきますし、この頃の子どもは、学習していくことを楽しいことだと思っているんですよ。
このままずっと勉強することが好きなまま頑張っていけるといいのですが、多くの子どもたちがどこかで勉強嫌いになったりやる気を失ってしまったりしてしまいます。
いつ頃からなぜ勉強嫌いになってしまうんでしょう?
次の、いつ頃からなぜ勉強嫌いになったのか?で一緒に考えていきたいと思います。
ここでは、子どもは元々学ぶことが大好きで
「できた!」の感動と周りが喜んでくれたり褒めてくれたりすることが嬉しくて頑張っていくということを再認識していただければと思います。